
こんにちは、まいく(@mikettblog)です。
ビットコインなどの仮想通貨取引をはじめる場合、2つもしくは3つぐらいの取引所へアカウント登録が必要です。(ぼくは8つの取引所にアカウントをもっています)
今回の記事は、アカウント登録で必要になるメールアドレスについてです。複数のアドレスを使い分けることがセキュリティ対策になって良いことはご存知でしょうか。
この記事の目次
仮想通貨取引所ごとにメールアドレスを分けた方がいい理由
すべての取引所でメールアドレスが同じだと、どこかから情報が漏洩してしまった場合、芋づる式にハッキング被害にあう可能性が高まります。
また、別サイトに登録しているような使い回しのフリーメールアドレスでも同じことがいえます。
複雑なパスワードの設定と二段階承認をしていても、ハッキング被害にあう事例があるので、個人でできる仮想通貨のセキュリティ対策は万全にしておかなければいけません。
そのセキュリティ対策のひとつに別メールアドレスでの管理があります。
複数メールアドレスの管理にGmailエイリアス機能を使うメリット
取引所ごとに新しいメールアドレスを取得するのは管理が煩雑になりめんどくさいですよね。
今回紹介するGメールのエイリアス機能は、新しくGメールのアカウントを作ったり違うフリーメールアドレスを作る必要はありません!
かんたんな設定をするだけで、めんどくさかった複数のアドレス管理の悩みを解決できます。
管理が簡単であることがGメールのエイリアス機能を使うメリットです。
Gメールのエイリアス機能を使う
簡単に作れる
例えば、rinngo-gorira-rappa@gmail.comというアカウント(メールアドレス)をはじめに持っていたとします。これが基本のメールアドレスになります。
このアドレスを基本として複数のアドレスを作りたい場合は、@の前に+〇〇〇を加えていきます。
- 新しいアドレス1▷rinngo-gorira-rappa+zaif@gmail.com
- 新しいアドレス2▷rinngo-gorira-rappa+bitflyer@gmail.com
- 新しいアドレス3▷rinngo-gorira-rappa+coincheck@gmail.com
- 新しいアドレス4▷rinngo-gorira-rappa+binance@gmail.com
こんな感じで、取引所ごとに別々のメールアドレスをつくることができます。
めちゃくちゃ簡単ですよね?
+〇〇〇の〇〇〇の部分を変えていけば無限にアドレスがつくれちゃいます。
管理の方法は?
Gメールのエイリアス機能の特徴は、複数つくったメールアドレスを基本のアドレス(今回の場合だと、rinngo-gorira-rappa@gmail.com)で管理できるということです。
ラベル機能を使う
仮想通貨取引所zaif(rinngo-gorira-rappa+zaif@gmail.com)を例に説明してみます。
- Gメール画面の右側にある歯車のマークをクリック
- 「設定」ボタンをクリック
- 「ラベル」をクリック
- 「新しいラベルを作成」をクリック
新しいラベル名を入力します。任意の名前で結構です。今回は仮想通貨取引所zaifを例にしているので、「zaif」とします。
④の「新しいラベルを作成」ボタンの下に「zaif」のラベルが作成されました。
フィルタ機能を使う
- 「フィルタとブロック中のアドレス」をクリック
- 「新しいフィルタを作成」をクリック
- 「To」のところに振り分けたいアドレスを入力します。
今回の場合だと、rinngo-gorira-rappa+zaif@gmail.comを入力することになります。 - 「この検索条件でフィルタを作成」をクリック
- 「ラベルをつける」にチェックマークをいれ、ラベルを選択します。
今回の場合だと、先ほど作成したラベル“zaif”を選択します。 - 「フィルタを作成」をクリック
以上で設定は終了です。
これで、rinngo-gorira-rappa+zaif@gmail.comから届いたメールは、ラベル「zaif」に振り分けられます。取引所ごとにこの一連の設定をしてあげると、かんたんにセキュリティ対策ができます!
zaif(ザイフ)のセキュリティ対策には、出金先アドレスを制限する方法もあります。こちらの記事で詳しく書いていますので、よろしければどうぞ。
仮想通貨取引所の複数アドレス管理まとめ
ついつい同じメールアドレスでアカウント登録をおこなっていた方や、メールアドレスの管理に困っていらっしゃった方、この機会にアカウント用メールアドレスを見直してみてはどうでしょうか。
ラベルとフィルタ機能を使えば、大量にくるメールを見落とすことが少なくなって一石二鳥です!
ためしに3つの国内取引所を僕がしらべたところ、zaifとcoincheckは簡単に登録アドレスを変更することができます。
bitFlyerは本人確認の書類を再提出しないとアドレスの変更ができないようです。そういった意味で、やはりセキュリティ面ではbitFlyerが一抜けしている感じですかね。
Web アプリケーション向けセキュリティプラットフォームの「Sqreen」が世界 140 の仮想通貨取引所を対象に行ったセキュリティ対策調査において、当社は世界トップの評価をいただきました。原文(英語)は以下よりご確認いただけます。 https://t.co/lqqg52gG1T pic.twitter.com/8Bzk5edHae
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) February 6, 2018
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
▼ぼくは仮想通貨リップル(XRP)を毎月積立購入しています。リップル積立をまとめた記事はこちらです。よかったら参考にしてみてください!